120年ぶりに犬を飼わない米大統領 トランプさん、飼いませんか?
犬好きに悪い人はいない、という。

120年ぶりに米ホワイトハウスで犬を飼わなかった大統領がいる。トランプ氏だ。「理想的な家庭像の象徴」とされ、国民に親しみやすさを演出できる。そんな理由から、飼うことを周囲に勧められたという。
ところが、トランプ氏は「政治的には見栄えがいいかもしれないが、偽善的だ」と断った。もともと好きではないのだろう。ちなみにオバマ元大統領は就任時に犬を飼い始めている。
米国では、犬が社会に溶け込んでいると感じる。サンフランシスコの自宅近くのスーパーのレジで並んでいると、背後の犬が私の買い物かごに入ったハムをクンクンかいで、今にもペロリといきそうだった。飼い主は止めようともせず、何食わぬ顔。バスや電車の席には人間と同じように犬が座っている。
庭を駆け回り、散歩中にリードをしていない犬にも出会う。米国の犬は「自由」を謳歌(おうか)しているようだ。
米国のペット製品協会によると、犬を飼う世帯数は約7100万世帯で、53%に及ぶ。
かたや日本の犬の飼育率は、住宅事情もあって8%ほど。東京在住時、小型の愛犬パピヨンをペット用バッグに入れて新幹線に乗った。不安そうに鳴くので、車両の連結部分に移動して顔を出してやると、車掌さんに「他のお客様のご迷惑になるので」と注意されてしまった。



