動物管理センターのジャズコンサート13回目 保護犬・保護猫知って
さまざまな理由で飼い主がいない保護犬や保護猫のことを知ってもらおうと、滋賀県湖南市の県動物保護管理センターで、今年もジャズコンサートが開かれた。今回で13回目。収容されたり、処分されたりする犬・猫の数は年々減っているという。地道な啓発活動が実を結びつつある。

さまざまな理由で飼い主がいない保護犬や保護猫のことを知ってもらおうと、滋賀県湖南市の県動物保護管理センターで、今年もジャズコンサートが開かれた。今回で13回目。収容されたり、処分されたりする犬・猫の数は年々減っているという。地道な啓発活動が実を結びつつある。
コンサートは「きて、みて、知って、センターの仲間たち ジャズforドッグ&キャット チャリティコンサート2026」。6月28日に開かれ、400人以上が訪れた。
譲渡会もあり、犬5匹、猫4匹が新たな家族に迎えられることが決まった(7月13日現在)。
会場は「てんとう虫広場」。砂地になっており、普段は保護された小型犬が、散歩したり運動したりしている。
コンサートでは、関西などで活動するジャズミュージシャン10人が「A列車で行こう」「虹の彼方(かなた)に」「オン・ザ・サニー・サイド・オブ・ザ・ストリート」などのスタンダードナンバーや、竹内まりやさんの「いのちの歌」など計13曲を演奏した。
このコンサートは2014年、ジャズトランペット奏者、浜田博行さんの呼びかけで始まった。「こうしたコンサートは、このセンターでやらなくては意味がない」。翌年、浜田さんが51歳で急逝。妻の才知子(さちこ)さんが遺志を継ぎ、3回目から実行委員長を務めている。
才知子さんは「今年も命をつなげる催しができたことをうれしく思う。収容される子たちがゼロになる日を目指し、これからも続けていきたい」と話した。
コンサートの冒頭、同センターから県動物愛護推進員3人に感謝状が贈られた。西谷まち子さん、田中ヒロヤさん、松若菊美さんで、いずれも10年3月の発足時からのメンバー。西谷さんは市民団体「しっぽ救援隊」で、飼い主のいない猫の保護活動を続けている。「外で暮らす猫は過酷な環境で生きている。手放すことなく、家族として生涯飼い続けてほしい」



