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乗鞍岳のライチョウ、なわばりは過去最少の26 環境省の速報値で

国の特別天然記念物で絶滅危惧種のライチョウをめぐり、環境省は6月30日、乗鞍岳(長野・岐阜県境、3026メートル)のふもとの長野県松本市で報告会を開いた。今年の調査(速報値)では、乗鞍岳に生息するライチョウが繁殖するなわばり数が26にとどまり、記録の残る1973年以降で最も少なかった。

アルトクレフ Staff30 June 2026 at 23:00 UTC1 min read
乗鞍岳のライチョウ、なわばりは過去最少の26 環境省の速報値で

国の特別天然記念物で絶滅危惧種のライチョウをめぐり、環境省は6月30日、乗鞍岳(長野・岐阜県境、3026メートル)のふもとの長野県松本市で報告会を開いた。今年の調査(速報値)では、乗鞍岳に生息するライチョウが繁殖するなわばり数が26にとどまり、記録の残る1973年以降で最も少なかった。

前年も過去最少の33となっており、2年連続で過去最少を更新する見通しだという。

乗鞍岳では2019年時点で200羽以上がいるとされたが、今年のなわばり数から推定した個体数は65羽と大きく減少。現在、上野動物園(東京)や市立大町山岳博物館(長野県大町市)など国内8施設で飼育されるライチョウの多くは、15~16年に乗鞍岳から採取した卵から繁殖している。信越自然環境事務所の福田真専門官は報告会で「今まで乗鞍岳は安定した生息地として、保護増殖事業で活用させてもらってきた。変化を重く受け止めている」と話した。

環境省によると、キツネなどが高山帯に侵入し、ライチョウを捕食した可能性もあるという。調査のため環境省は、7月に現地にセンサーカメラ10台を設置する。

また、20年に乗鞍岳から3家族19羽のライチョウを移した中央アルプスでは、今年の調査(速報値)で推定328羽まで増えたことも報告された。

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