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殺処分になる「鳥猟犬」を救う 愛護センターの方針覆した女性の信念

保護されたその犬は、左後ろ脚のひざの骨が割れ、全身に皮膚病も発症していた。体内からは散弾銃らしき弾も見つかった。

アルトクレフ Staff31 May 2026 at 01:00 UTC1 min read
殺処分になる「鳥猟犬」を救う 愛護センターの方針覆した女性の信念

保護されたその犬は、左後ろ脚のひざの骨が割れ、全身に皮膚病も発症していた。体内からは散弾銃らしき弾も見つかった。

ハンターから放たれて鳥を追い、その居場所を知らせる「鳥猟犬(ちょうりょうけん)」。猟犬として特別な訓練を施されているため、いちど飼育放棄されると、殺処分の対象になってしまうという現実があった。

ガンドッグレスキューCACI代表の金子理絵さん(61)は長年、こうした鳥猟犬に特化した保護活動に取り組んできた。その活動は、ある信念に支えられている。

20代までは歯科衛生士として、保護活動とは無縁の世界で生きてきた。

ある日、地元の千葉県市川市で30匹ほどの野良犬を目撃した。近づくと、数匹が親しげに手をなめてきた。

「何とかしないと」。そんな衝動が芽生え、翌日からその場所に通って、個人で犬たちを保護し、譲渡する活動を始めた。団体も立ち上げ、保護活動にのめり込んでいった。

日中の時間を犬たちの保護活動に充て、夕方から夜間診療のシフトに入って活動費を捻出する日々。

活動拠点にしようと、1階を犬専用に使うことができる家に転居した。

特に心を痛めたのが、動物愛護センターの薄暗い犬舎にひしめく、ポインターやセッターなどの鳥猟犬の存在だった。

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