遊撃手のレギュラーへアピール 阪神・熊谷が3安打4打点
プロ野球・阪神タイガースの特集サイトです。

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2026/6/5 23:20(最終更新 6/5 23:20)
交流戦以降は本拠地の甲子園で5連敗中、そして相手の楽天には2023年から7連敗中と縁起の悪い数字が並んでいた阪神だったが、終わってみれば鬱憤を晴らす快勝だった。存在感を放ったのが、8番・遊撃で出場した熊谷敬宥だ。
まずは2点リードの六回1死三塁から前進守備の二遊間をしぶとく破る中前への適時打で貴重な追加点を生んだ。続く七回には無死満塁で「ストライクが来たら振っていこう」と打席に入り、ファーストストライクの甘い変化球を強振。左中間へ走者一掃の適時二塁打とし、試合を決定づけた。
プロ9年目の30歳。昨季は主に遊撃手としてキャリアハイの85試合に出場。持ち前の堅守でリーグ制覇に貢献し、今季からは応援歌も作られた。この日は3安打4打点と結果を残し「なかなか1本が出ていなかった中、チャンスで打てたのは自分にとって大きい」と振り返った。
現状、遊撃手のレギュラーは固定されていない。開幕戦のスターティングメンバーだった小幡竜平が不振で4日に1軍登録を抹消され、熊谷にかかる期待は大きい。「きょうはたまたま3本出ただけ。これを継続したい」と表情を緩めない様子に、その自覚がにじんだ。【吉川雄飛】



