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アイヌ文化の伝承と発信の拠点に 北海道幕別町「チロット」オープン

北海道幕別町千住で1日、アイヌ文化の伝承・交流の拠点空間「チロット」がオープンした。核となる「町アイヌ文化交流センター」で9月30日に式典があり、民族団体や町関係者ら約70人が伝統の儀式で神に祈りを捧げ、門出を祝った。

アルトクレフ Staff2 October 2026 at 05:00 UTC1 min read
アイヌ文化の伝承と発信の拠点に 北海道幕別町「チロット」オープン

北海道幕別町千住で1日、アイヌ文化の伝承・交流の拠点空間「チロット」がオープンした。核となる「町アイヌ文化交流センター」で9月30日に式典があり、民族団体や町関係者ら約70人が伝統の儀式で神に祈りを捧げ、門出を祝った。

総事業費は約19億円。一部木造の鉄筋コンクリート造り約1400平方メートルで、十勝・幕別のアイヌの歴史を紹介し、祭具・民具など約140点を展示する「展示館」と、伝統料理の調理や儀式ができる「生活館」がある。

「チロット」とは、かつてここにあった集落名で、町のアイヌの指導者だった故・吉田菊太郎氏(1896~1965)が建てた「蝦夷文化考古館」と「千住生活館」があった。どちらも老朽化したため、町が2024年から整備を進めてきた。

式典では、飯田晴義町長が「アイヌが育んできた『自然を敬い、共に生きる知恵』を学び、次世代へつなぐ」とあいさつ。酒井真理・幕別アイヌ協会長は「互いの文化を尊重できる場になるよう願っている。気軽に体験できる刺繡(ししゅう)講座や舞踊、歌のプログラムをつくりたい」と述べた。

開館は午前9時から午後5時までで、火曜日(祝日の場合は翌日)と年末年始は休館。入館料は大人300円、小中高生は無料。10月4日までは大人も無料。

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