「最高の声援」子どもたちへ 児童養護施設のフットサル大会、大阪で
大阪府内の児童養護施設で暮らす小学生を対象にしたフットサル大会「エスペランサカップ大阪」が9月下旬、堺市で開催される。親と死別したり、虐待を受けたりしたなど様々な理由で施設に入る子どもたちに「最高の声援」を送ろうと、主催者が開催準備に奔走している。

大阪府内の児童養護施設で暮らす小学生を対象にしたフットサル大会「エスペランサカップ大阪」が9月下旬、堺市で開催される。親と死別したり、虐待を受けたりしたなど様々な理由で施設に入る子どもたちに「最高の声援」を送ろうと、主催者が開催準備に奔走している。
大会は、児童養護施設にクリスマスプレゼントなどの物品を提供したり、里親制度の啓発活動に取り組んだりしている認定NPO法人「エスペランサ」(大阪府交野市)が主催する。
2018年に始まり、9回目となる今回は過去最多の29施設が参加する予定だ。5人1チームに分かれてトーナメント形式で対戦するが、勝敗を競うことだけが大会の目的ではない。
「施設内で過ごす子どもたちにとって、無条件に大人たちから応援してもらえる特別な機会」。エスペランサのスタッフ坂田健太郎さん(50)は、そう意義を強調する。
坂田さんは「児童養護施設で暮らす子どもたちの中には『自分に自信が持てない』『誰かに本気で応援された経験が少ない』と感じている子も多い」と説明。仲間との協力や挑戦する経験とともに「応援される体験」を届け、自信や希望、未来へ進む力を育むために大会を企画している。
過去の大会に参加した児童が「初めて自分を応援してくれる大人に出会えた」と満面の笑みで語ったこともあったといい、運営の励みになっているという。
大会は21日に「J―GREEN堺」(堺市堺区築港八幡町)で開催される。エスペランサは大会運営費をクラウドファンディング(https://camp-fire.jp/projects/959670/view)で募っている。将来的には取り組みを広げて全国大会「エスペランサカップ甲子園」を開催するのが目標だ。



