熊本地震 ボランティアが被災地の復旧・復興の力になるためには?
熊本県を震源とする地震で多くの家屋に被害が出た。現地でのボランティア活動を考えている人もいるだろう。復旧・復興の力になるためには、どんなことに注意して参加すればいいのか。

熊本県を震源とする地震で多くの家屋に被害が出た。現地でのボランティア活動を考えている人もいるだろう。復旧・復興の力になるためには、どんなことに注意して参加すればいいのか。
内閣府などによると、近年は、大きな災害が起こると、被災地の社会福祉協議会(社協)などが中心となり、災害ボランティアセンターを設置することが多くなってきている。ボランティア活動を円滑にすすめるための拠点で、被災者のニーズとボランティアをマッチングする。
ボランティア経験が少ない人が被災地に入り、単独で活動しようとしても、思うように動けず、体調不良などによって、現地の負担になってしまう恐れがある。ボランティアを考えている人は、センターが開設されてから被災地に入ることを検討しよう。
熊本県内各地のボランティアセンターの開設・募集状況は、県のホームページ(https://www.pref.kumamoto.jp/soshiki/27/275523.html)や、全国社会福祉協議会(全社協)のサイト(https://www.saigaivc.com/)の特設ページで確認できる。
詳細は両サイトに掲載されているリンクから各センターのホームページなどで確認する。募集を開始しているセンターもあり、「九州在住の高校生以上」といった条件を設けていることもあるので注意したい。
活動内容は、支援物資の仕分け▽被災家屋での家具類の移動▽食器・衣類の整理▽家周りの清掃(落ちた瓦を集めるなど)――など様々だ。
泊まるところは自分で事前に手配しておく。活動中の事故などに備え、ボランティア活動保険に入ることも忘れないようにしよう。保険料は数百円程度。原則、現地に入る前に加入しておく。
全社協は災害ボランティアの心構えとして「被災地の人々や、他のボランティアの負担や迷惑にならないよう、一人ひとりが自分自身の行動と安全に責任を持つ必要がある」としている。
発災翌日から現地入りし、どんな支援が必要かを調査している全社協の職員によると、猛暑のためボランティアの活動時間も検討課題の一つになっているという。被災家屋の片付けは、ボランティアと被災者の共同作業になる。双方の健康状態に配慮した活動が求められる。職員は「今回の熊本地震でのボランティア活動では、様々な面で暑さ対策が重要になる」と話す。
・安全や健康について自分自身で管理する。体調が悪ければ、参加を中止する
・自分にできる範囲の活動をする。休憩を心がける。無理な活動は、思わぬ事故につながり、かえって被災地の負担になってしまう



