「笑う、食べる、話すの健康をすべて担いたい」 ライオン・竹森社長
歯みがき粉や歯ブラシなどで知られるライオンは近年、口の中にまつわる健康に事業の領域を広げている。その狙いを竹森征之社長に聞いた。

歯みがき粉や歯ブラシなどで知られるライオンは近年、口の中にまつわる健康に事業の領域を広げている。その狙いを竹森征之社長に聞いた。
――口腔(こうくう)衛生(オーラルケア)にとどまらず、オーラルヘルスケアに取り組み、最重要事業と位置づけています。
口腔衛生への貢献が、この100年余りのライオンの生業でした。それに加えて、笑う、食べる、話すといった口腔機能にまでビジネスを広げたい。口の中にまつわる健康に関するものはすべてライオンが担うところまで広げたい。これまでも口腔機能の研究はしていましたが、事業として本格的に向き合っていきます。
一つが菌叢(きんそう)制御です。以前、腸内フローラが食品分野で流行しましたが、口の中でも有益な微生物(善玉菌)のバランスを取れば、予防に役立ちます。我々だからこそ、できる自負はあるし、やらなければならない使命感もあります。
――日本は少子高齢化と人口減が進んでいます。市場が縮小していく懸念はありませんか。



