小笠原の絶滅危惧の鳥、飼育下で「初孫」 種の保存へ「大きな一歩」
世界自然遺産の小笠原諸島(東京都)のみに生息する絶滅危惧種の鳥「オガサワラカワラヒワ」について、上野動物園(東京都台東区)などが飼育下としては「孫世代」の人工繁殖に初めて成功した。関係者は絶滅回避に向けた「大きな一歩」と喜んでいる。

世界自然遺産の小笠原諸島(東京都)のみに生息する絶滅危惧種の鳥「オガサワラカワラヒワ」について、上野動物園(東京都台東区)などが飼育下としては「孫世代」の人工繁殖に初めて成功した。関係者は絶滅回避に向けた「大きな一歩」と喜んでいる。
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オガサワラカワラヒワは小笠原諸島の固有種で、全長約14センチ。翼の黄色い斑点と大きなくちばしが特徴だ。20世紀初頭は小笠原諸島全体に広く分布していたが、外来種のネズミに捕食されるなどして2000年代に個体数が激減し、現在では推定200羽に。環境省のレッドリストで最も絶滅の危険が高い絶滅危惧ⅠA類とされる。
地元のNPO法人「小笠原自然文化研究所(IBO)」と東京都は、2021年から人工繁殖に取り組んでいる。上野動物園のほか父島の2施設で、野生の個体から計16羽の繁殖に成功していた。



