Latest
鳥

野鳥アマミヤマシギとオオトラツグミ、保護増殖事業を終える 環境省

種の保存法に基づく国内希少野生動植物に指定され、鹿児島県奄美大島などで保護増殖事業に取り組んできたアマミヤマシギとオオトラツグミの野鳥2種について、環境省は6月30日、生息状況が回復しているとして事業完了を宣言した。国内では79種・亜種を対象に58の保護増殖事業計画がつくられているが、事業を終えるのは初めて。

アルトクレフ Staff1 July 2026 at 08:00 UTC1 min read
野鳥アマミヤマシギとオオトラツグミ、保護増殖事業を終える 環境省

種の保存法に基づく国内希少野生動植物に指定され、鹿児島県奄美大島などで保護増殖事業に取り組んできたアマミヤマシギとオオトラツグミの野鳥2種について、環境省は6月30日、生息状況が回復しているとして事業完了を宣言した。国内では79種・亜種を対象に58の保護増殖事業計画がつくられているが、事業を終えるのは初めて。

アマミヤマシギは、奄美大島(同県奄美市など5市町村)と加計呂麻島(同県瀬戸内町)、徳之島(同県徳之島町など3町)といった地域に、オオトラツグミは奄美大島に生息。2種とも1993年度に希少野生動植物に指定され、99年度から保護増殖事業が始まった。いずれも生息に必要な環境の維持や、生息を圧迫する要因を軽減したり除去したりして、「自然の状態で安定的に存続できる状態」とすることを目標に、生息状況のモニタリングや営巣など繁殖期の行動調査などが進められてきた。

事業開始時は、森林の伐採や猫や犬による捕食といった要因で生息環境が悪化し、2種とも生息域が限られていた。開始から26年間で、2種を襲う特定外来生物マングースの島からの根絶やノネコ(野生化した猫)への対策などが進み、生息環境が回復した。「生息数は安定的に維持され、繁殖も継続して確認されている」という。昨年12月の奄美希少野生生物保護増殖検討会でも成果が評価されていた。

More in 鳥

All 鳥 »
鳥

鳥取ガス社長を解任、3.1億円私的流用か 10.8億円移し替えも

鳥取ガス(鳥取市)は2日、社長を務めていた児嶋太一氏(47)による会社の財産の私的流用や不正な送金などの不正行為が確認され、社長を解任したと記者会見で明らかにした。私的流用は少なくとも約3.1億円にのぼり、同社は刑事告訴も視野に損害回復を図るとしている。

聞こえる生徒も同じ舞台で演技 鳥取で手話の甲子園、佳子さま観覧

手話をとりいれた演劇やダンスなどの表現力を競う「第13回全国高校生手話パフォーマンス甲子園」が27日、鳥取市で開かれた。聞こえない生徒、聞こえにくい生徒、聞こえる生徒が同じステージにあがり、手話の魅力をみずみずしい演技で伝えた。

世界遺産のキトラ古墳壁画、19日から「朱雀」「玄武」「青竜」公開

ユネスコの世界文化遺産に登録された「飛鳥・藤原の宮都(きゅうと)」の構成資産の一つ、奈良県明日香村のキトラ古墳(特別史跡、7世紀末~8世紀初め)に描かれた国宝壁画が、19日から村内の「キトラ古墳壁画体験館…

被災の能登から備える鳥羽へ、民生委のバトン 「話を聞く」を大事に

地域の相談役を担う民生委員は、被災地で何に悩み、どう動いたのか。2024年元日に能登半島地震を経験した石川県輪島市へ、全国の委員が足を運んでいる。